shitokaの日記

旅したい。

『春霖』Diary:Wed Mar 27th,2024

皆さんこんばんは。

今日の東京は昨日までの荒天から一転して清々しい青空でした。明日はまた雨に変わるようで、移ろいやすい春の天気を肌で感じております。

休憩時間は外のベンチで昼食をとったのですが、海風が心地よく、うつらうつらと眠りそうになっておりました。

 

今日の題名『春霖』は『催花雨』とも呼ばれる晩春の長雨、植物の開花を促す雨です。

雨が上がれば、桜も藤も、勿忘草も…花がとても美しい季節になります。東京の桜の開花予想日は3月29日です。満開まではまだ先だけど、今週末にはお花見も楽しめそうですね。

 

古典では〔花〕というと専ら〔桜〕を示しますが、私にとっては〔梅〕のほうが真っ先に頭に浮かびます。

私は葉書よりは便箋を使って手紙を書く機会が多く、84円切手のデザインは馴染み深いものです。毎月だいたい二回ほど〔白梅〕が封筒にきちんと貼りついているかを確認してからポストに投函するので、初春の花というイメージはあまりありません(もう梅の季節は終わっていることにこれを書いている途中で気づきました…)。

 

〔梅〕にまつわる思い出に私が幼稚園児だった頃のものがあります。

幼い頃通ってた小さな幼稚園には梅の木が植わっていました。木登りが大好きだった私は、その梅の木に毎日のように飽きずに登っていました。どれぐらい高く登れるかを友達と競って木の上から降りられなくなったこともありました。先生が助けてくれたのですが、今思えばかなり危ないですよね…。

あの頃は毎日遊び疲れてしまい、帰宅途中には母のママチャリの後部座席でうつらうつらと舟をこいでいたことを思い出しました。

親の庇護の下のびのびと暮らせていたということを懐かしさとともに気付くことができるのは、私が成長した証なのかなと思います。

 

今週もあと二日で土日休みです。来週末には飛行機で日本を発つので、私にとっては今年最後のお花見チャンスです。残りの出勤日を乗り越え休日はゆっくり羽を伸ばして、来週末からの生活に備えようと思います。

 

皆さんおやすみなさい。

それではまた。

 

ゆりかもめ