shitokaの日記

旅したい。

『花筵』Diary:Sun Mar 10th,2024

今週のお題「小さい春みつけた」

 

皆さんこんばんは。

東京は昨日に引き続きいい天気でした。お昼時には外のベンチで昼食をとったのですが、ぽかぽか陽気につい眠ってしまいそうになりました。

少し前には東京でも雪が降りましたが、今日はいよいよ春だなと実感する暖かさでした。

 

今夜は、昨日分の日記を投稿します。

 

昨日は、東京都墨田区にある向島百花園まで足を運びました。

東向島駅から徒歩8分ほどにあるこの小さな花園は、江戸時代の文化・文政期に骨董商の佐原鞠塢によって開園しました。

入園料は150円。四季折々の花が植えられており、売店で軽食も楽しめる、いつ来ても心安らぐ場所です。

 

午後三時ごろに入園し、ゆっくり園内を巡りました。

三月中旬だからか、昨日訪れた時は梅と水仙と少し他の花が咲いているぐらいだったのですが、これから初夏にかけて桜やアヤメ、藤、紫陽花が咲きます。秋には月見の会、冬には紅葉、そしてまた梅の季節です。

 

今夜の題名『花筵』は、“草花などが一面に咲きそろったさま、また、花の散り敷いたさまを筵にたとえて言う語”です。

昨日はまだあまり花は咲いていなかったけど、花の名前が書かれた札の多さに、季節があるし無理なものは無理だけれども、きっとこの花々がすべて咲いたらとても美しいのだろうなと想像しました。

 

実はこの日、カメラで写真を撮るつもりで行ったのですが、バッテリーを充電したままカメラに入れ忘れてしまい、スマホでの撮影となりました…。下に数枚ほど添付してあります。

 

3月10日は東京都平和の日だそうです。

お恥ずかしい話なのですが、東京大空襲があったことは知っていても、今まで〝何月何日にあったのか〟を意識したことはありませんでした。昨日向島百花園に行った時、入り口近くにある掲示板にそのことが書かれた張り紙を見てはじめて、今日が“その日”だと意識しました。

 

東京空襲は何度も行われました。その中でも特に「東京大空襲」という名前で呼ばれるものが、3月10日夜の東京の下町地域に対して行われた無差別爆撃です。

死者は約10万人。負傷者や住む場所を無くした民間人も合わせると〝悲惨〟という言葉だけでは言い表せません。「数字にしてしまうと犠牲が抽象化されてしまう」と何かの本で読んだことがあったけど、本当にそうだなと心が苦しくなりました。

約10万の人生が経った一晩で終わったのかと考えると、想像を絶する悍ましさです。

 

今回は、投稿するために改めて「東京大空襲」については調べました。今まで学校で習ったことをなんとなく覚えているだけだったけど、こうして文章にするために調べると、忘れられないと思います。

 

長くなりましたがもう日付を越してしまったので、今夜はここまでにします。

今週もまだ始まったばかりですが、今週末は通信制大学のほうで対面授業があります。それを楽しみに、土日まであと4日分の勤務頑張ります。

 

それではまた。

 


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